Ruby Bridge 2.0.0
Field Reports Ruby Bridge(以降,本モジュールと表記します)は, PDF帳票ツールField ReportsをRubyから利用するためのライブラリです。
Ruby Bridge APIを通じて,Field Reportsの各機能を呼び出すことができます。
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Field Reportsのバージョンを取得する。
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レンダリング・パラメータを元にPDFを生成し,結果をバイナリ文字列として受け取る。
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PDFデータを解析し,フィールドや注釈の情報を取得する。
必要条件
Field Reports本体
本モジュールのご利用に際しては,Field Reports本体が導入済みである必要があります。
Field Reportsのご購入もしくは試用版のダウンロードにつきましては, 下記サイトをご参照ください。
www.field-works.co.jp/製品情報/
連携手段の選択
本モジュールとField Reports本体との連携方法として,以下の2種類があります。 システム構成に応じて,適切な連携方法を選択してください。
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コマンド呼び出しによる連携
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reports本体と本モジュールを同一マシンに配置する必要があります。
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パスが通る場所にreportsコマンドを置くか,reportsコマンドのパスをAPIに渡してください。
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reports本体と本モジュールを同一マシンに配置する必要があります。
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パスが通る場所にreportsコマンドを置くか,reportsコマンドのパスをAPIに渡してください。
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HTTP通信による連携
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Field Reports本体をリモートマシンに配置することができます。
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Field Reportsは,サーバーモードで常駐起動させてください(
reports server
)。 -
サーバーモードで使用するポート番号(既定値:
50080
)の通信を許可してください。
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Ruby処理系
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Ruby 2.5以上
インストール
インストール媒体からのインストール
gemコマンドを利用して,インストール媒体のgemファイルをインストールしてください。
$ gem install field_reports-2.0.0.gem
GitHubからのインストール
GitHubに登録されているソースコードからインストールする場合は,以下のコマンドを実行してください。
$ gem install specific_install
$ gem specific_install -l https://github.com/field-works/ruby-bridge.git -b 2.0.0
動作確認
コマンド連携時
以下のコマンドを実行してください。
$ irb
> require 'field_reports'
> reports = FieldReports::Bridge.create_proxy("exec:/usr/local/bin/reports")
> reports.version()
=> "2.0.0"
> reports.render({})
=> "%PDF-1.6\n%\x80\x81\x82\x83\n..."
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動作環境に応じて,create_proxy()に与えるパスを適宜変更してください。
(Windowsでは,“exec:C:/Program Files/Field Works/Field Reports x.x/bin/reports.exe”など)
HTTP通携時
Field Reportsをサーバーモードで起動してください。
$ reports server -l3
次に,以下のコマンドを実行してください
$ irb
> require 'field_reports'
> reports = FieldReports::Bridge.create_proxy("http://localhost:50080/")
> reports.version()
=> "2.0.0"
> reports.render({})
=> "%PDF-1.6\n%\x80\x81\x82\x83\n..."
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動作環境に応じて,create_proxy()に与えるURLを適宜変更してください。
API使用例
require "field_reports"
reports = FieldReports::Bridge.create_proxy()
param = {
"template": {"paper": "A4"},
"context": {
"hello": {
"new": "Tx",
"value": "Hello, World!",
"rect": [100, 700, 400, 750]
}
}
}
pdf = reports.render(param)
ドキュメント
Field Reportsの詳細な利用方法につきましては, Field Reportsサポートページを参照してください。
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ユーザーズマニュアル
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FAQ
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チュートリアル
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サンプルプログラム
ライセンス
本モジュールのソースコードは,BSDライセンスのオープンソースとします。
github.com/field-works/ruby-bridge/
以下のような場合,自由に改変/再配布していただいて結構です。
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独自機能の追加
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ビルド/実行環境等の違いにより,本モジュールが正常に機能しない。
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未サポートの.NETバージョンへの対応のため改造が必要。
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他の言語の拡張ライブラリ作成のベースとして利用したい。
ただし,ソースを改変したモジュール自体において問題が発生し場合については, サポート対応いたしかねますのでご了承ください (Field Reports本体もしくはオリジナルの本モジュールに起因する問題であれば対応いたします)。
著者
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合同会社フィールドワークス / Field Works, LLC
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support@field-works.co.jp